蓮台寺にある村山邸は、松陰の居間として使われた二階の天井の低い部屋（隠れの間と言われる）や、掘り下げられた内湯の浴槽がそのまま保存され、松陰が使ったと伝えられる机や硯箱とともに、幕末開港時の秘話の舞台となった松陰隠れ家の面影を残しています。歴史を感じるおすすめのスポットです。スタッフさんも歴史の話を詳しく丁寧に教えてくれます。

弁天島の斜交層理。幕末の思想家・指導者として有名な吉田松陰が、黒船での渡航を企てた柿崎弁天島。弁天島周辺で見られる縞々の地層は、数百万年前に海底火山から噴出した火山灰や軽石が、波や海流によって運ばれてできた地層です。こうした地層が地殻変動によって隆起した後、波に削られてできたのが弁天島です。斜めに交差する縞模様は斜交層理と呼ばれ、当時の海流の向きや推進を想定するヒントになります。大自然が作り出した美しい地層を見る事ができます。陸続きになっていますので、徒歩で行く事が可能です。