インストラクター紹介

歴史・文化の達人
所属
上原美術館
所在地
下田市宇土金341番地
連絡先
0558-28-1228
URL
http://uehara-museum.or.jp/

なにをやっている人?

仏像の研究者/上原美術館(仏教館) 主任学芸員

氏名

田島 整

ニックネーム

たじま先生

プロフィール

1970年東京都生まれ。都内の私立高校で10年教壇に立った後、2001年に下田へ。伊豆の仏像・石仏調査に没頭し、調査した仏像はおよそ1200体、石仏は1000体を超えます。伊豆の仏像の魅力を知っていただくために活動中。上原美術館の企画展で紹介しているほか、地元ケーブルテレビ出演、各地での講演などを行っています。また、2012年6月~翌年8月にかけ、伊豆新聞に「伊豆の仏像を巡る」を連載しました。

コメント

伊豆に来たばかりの私は、「伊豆には古い仏像など無いだろう」と思っていました。それから12年。今だから言えることがあります。「伊豆は古い仏像の宝庫です!」。首都圏で仏像ブームが起こって何年か経ちますが、東京には古い仏像はごくわずか。有名な鎌倉も何度か戦火を受けて古い仏像は意外に少ないのです。そこで伊豆です!伊豆には良い仏像、面白い石仏が沢山あります。「仏像を見に伊豆へ」。今までにない旅を提案します。

わたしのおすすめ

ガイドさんがすすめる下田の絶景スポット。
バス停・須崎から徒歩5分。下田市須崎、小白浜にある庚申堂の三十三観音石仏群は必見。江戸時代に伊豆石を切り出した崖のくぼみに、様々な姿の三十三体の石仏群が並ぶさまは壮観。高台の小さなお堂には地元の伝説に登場する等身大の閻魔さまの石像。これも珍しく必見です。閻魔様の眼下に広がる漁港の風景も素晴らしい。
下田で一番好きな海とその理由。
鍋田浜の白い砂、澄み切った水が生み出すエメラルドグリーンは絶品。入江に突き出す岩山の下に小さな鳥居があり、登ると金毘羅様がまつられていますが、この上から見る海の色は吸い込まれるようです。江戸時代、この辺りには海の関所があり、周辺の磯際には船をつないだもやい石が残っているのも興味深いです。
下田の過ごし方・楽しみ方、教えます。
リニューアルして生まれ変わった上原美術館で心癒されるひと時を。私の担当する「仏教館」は最新の空調・照明設備を備え、文字通り清らかな祈りの空間です。平安・鎌倉時代の仏像、奈良時代の古写経などの名品に心を通わせて下さい。現代仏師作の木彫仏像120体が林立するギャラリーも圧巻です。「近代館」は大正製薬名誉会長上原昭二の個人コレクションです。印象派から日本の近代絵画までを、落ち着いた空間の中で鑑賞頂けます。
現代仏師の気迫のこもる不動明王
うっすら浮かび上がる仏像の表情
印象派の名画がこんな近くで…

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