インストラクター紹介

歴史・文化の達人
所属
なまこ壁の家「雑忠(さいちゅう)」
所在地
下田市1丁目9-15
連絡先
0558-22-0222

なにをやっている人?

なまこ壁の家「雑忠」代表...鈴木家の九代目

氏名

鈴木 浩之

ニックネーム

ひろゆきさん

プロフィール

廻船問屋として栄えた鈴木家は、千石船で伊豆石等を江戸に運んでいました。時代が下ると東京湾汽船・下田自動車(東海バス)などの事業を立ち上げ、地域の顔として町おこしや銀行の誘致にも携わり、曽祖父の代には町長や国会議員も務めていました。もっとも下田を離れて生まれ育った私にとって雑忠は、時々訪れる ‵目立つ外観‘ のおばあちゃんの家で、帰省シーズンにはまず祖父の代から構えていた伊東の家で花火を見学。その後下田の雑忠に移って、太鼓祭りでお神輿と一緒に街をねり歩くのが定番でした。

コメント

わが家の歴史をさらに遡ると、和歌山の雑賀衆が先祖で、戦国時代には紀州の水軍として勢力を誇りました。そんな雑賀衆の当主は代々忠吉を名のり、やがて屋号が「雑忠」となったのです。ふだんは千葉でフリーランスのIT関連の仕事やお年寄り・子供達に生演奏を届けるNPO活動をしていますが、父を亡くし、にわかに相続やこれからの管理という立場で雑忠の歴史をふり返ることになり、そのルーツや文化的な価値を改めて認識しました。

わたしのおすすめ

下田で一番好きな場所
[下田の整った町並]風待ちで賑わった下田港は、半島随一の大都市でした。江戸初期には縄地銀山を抱える地域の物資集積地として、町立て(都市計画)によって整備され、幕末には安政の大津波によって大損害を被った後、外国に恥じない美観と防災の街に復興できるよう、幕府も尽力しました。まちには歴史文化と進取の気質が混じった雰囲気があり、魅力的な店も多いです。
下田の過ごし方・楽しみ方、教えます。
[ぜひ雑忠に…]「ただ家を置いておくだけではもったいない、何かできないか?」そう考えクラフト作品の展示とワークショップのフェアを開きました。ビール醸造所・焙煎珈琲の方にも一役買って頂きとても和んだ雰囲気でした。「和装写真撮影」や下田節等の伝統芸能にふれる「和体験」も我家らしさが活かされる企画になると思います。
うちのこだわり、うちの自慢!
[中庭の古池]雑忠は住居と「ミセ」の融合した商家の造りです。なまこ壁の外観の内側は、各棟や蔵が回廊で結ばれており、中庭には伊豆の植生をそのまま移してきたような樹々が風にそよいでいます。やや深さのある池には、潤沢な井戸水が絶えず注がれていて、ながい月日を感じます。

ひろゆきさんがガイドするのはこちら

幽玄な四季の自然を表した屏風
政財界の重鎮も伊豆を訪れた
重厚さと優美さを備えた建築

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